この記事でわかること
- キリンの首の骨は本当に7つなのか
- 人間と同じ数なのに、なぜ首が長いのか
- 「8番目の首の骨」と呼ばれる話の正しい意味
- 子どもにも説明しやすい言い方
「キリンの首の骨って、人間と同じ7つなんだよ。知ってた?」
そう聞かれたとき、思わず「え、本当に?」と思いませんか?
キリンといえば、あれだけ長い首なのだから骨もたくさん並んでいるように感じますよね。私も最初に聞いたときは、首が長いぶん骨の数もどうしても多いのだろうと思っていました。
でも、キリンの首の骨は本当に基本的に7つなんです。
正確にいうと、首の骨は「頸椎」と呼ばれ、キリンも人間と同じく、頸椎の数は7個です。
結論:キリンの首の骨は7つで本当です。
首が長いのは骨の数が多いからではなく、1つ1つの首の骨が大きく長いからということです。
言い換えると、キリンの首は「骨が多いから長い」のではなく、7つの骨がそれぞれ長く発達しているから、あれほど長い首になっているというわけなんですね。
キリンの首の骨は本当に7つ?
繰り返しになりますが、答えは本当です。
キリンの首の骨、つまり頸椎は基本的に7つあります。人間の首の骨も7つなので、骨の数だけ見るとキリンと人間は同じです。
ここが、いちばん意外なところですよね。
私たちはどうしても見た目のイメージで判断しがちで、骨の数がキリンと人間が同じだなんて、思う人は少ないのではないでしょうか。人間の首は短く、キリンの首はとても長い。見た目はまったく違うのに、首をつくっている骨の数は同じなんですね。
子どもに説明するなら
「キリンは首の骨がたくさんあるんじゃなくて、7個の長い骨で首ができているんだよ」
積み木でたとえるとわかりやすいです。積み木の数は同じでも、キリンの積み木は1つ1つが大きい。だから、全体として長い首になります。
なぜ首が長いのに骨の数は増えないの?
キリンの首が長い理由は骨の数ではなく、頸椎1つ1つがとても長く発達しているからです。
「首が長い=骨の数が多い」と思いがちですがキリンの場合は違います。
人間の首の骨は小さく短いですが、キリンの頸椎はとても大きくなります。7つという数は同じでも、骨そのもののサイズがまるで違うのです。
イメージすると、こうです
| 人間の首 | 小さめの骨が7つ並んでいる |
|---|---|
| キリンの首 | 大きく長い骨が7つ並んでいる |
この話を知ってから動物園でキリンを見ると、少し見え方が変わるのではないでしょうか。
前は「首が長いなあ」だけだったのが、「あの長い首を、たった7つの骨で支えているんだ」と思うと、急に体のつくりまで気になってきますよね。
「8番目の首の骨」ってどういうこと?
さて、ここで話を広げると、キリンの首について調べるともうひとつ気になる話が出てきます。
それが、8番目の首の骨という言い方です。
「え、さっき7つって言ったのに、8つなの?」と思いますよね。
ここは少しだけ丁寧に分けるとわかりやすくなります。
大事なポイント
キリンの頸椎は7つです。これは変わりません。
ただし、首のすぐ後ろにある第一胸椎が首の動きを助けるように働いています。
第一胸椎は本来は「首の骨」ではなく、胸椎というぐらいですから「胸の骨」に分類されます。
ところがキリンの場合、この第一胸椎が首の動きに大きく関わっているために研究紹介などで「8番目の首の骨」のように表現されることがあるのです。
つまり、こういうことです。
頸椎は7つ。
第一胸椎が8番目の首の骨のように働く。
「キリンの首の骨は7つ」という話と「8番目の首の骨がある」という話は実は矛盾していません。
骨の分類で見ると7つ。動き方で見ると、第一胸椎も首の動きを助けている。そう考えるとわかりやすいかと思います。
第一胸椎はキリンの首をどう助けている?
キリンは高い木の葉を食べる一方で、水を飲むときには長い足を広げ、かなり低い位置まで頭を下げなければいけません。
ご覧になった方も多いと思いますが、あの大きな体で水を飲む姿を見ると、少しぎこちなく見えることがありますよね。
でも実際には、長い首をただ上下させているだけではなく、首の根元に近い骨の動きも使いながら、頭を届かせていると考えられています。
東京大学の研究紹介では、キリンの第一胸椎が首の運動の支点として働き、首の可動範囲を広げることが示されています。
キリンの首はただ長いだけではありません。
高いところの葉を食べることと、低いところの水を飲むこと。その両方に対応できるように動き方まで工夫された体になっています。
人間もキリンも首の骨が7つなのはなぜ?
ここで疑問がわきませんか?
キリンと人間では首の長さがまったく違いますが、では、なぜ同じ7つなのでしょうか。
これは、単純な話、キリンも人間も哺乳類だからです。哺乳類の首の骨はほとんどの種類で7つという基本的なつくりになっています。
ただ、「すべての哺乳類が絶対に7つ」と言い切るのは少し注意が必要で、ナマケモノやマナティーなど、例外として頸椎の数が違う動物も知られています。
雑学として話すならこの言い方がベストです
「多くの哺乳類は首の骨が7つで、キリンも人間と同じ7つなんだよ」
子どもに聞かれたら、どう説明するとわかりやすい?
子どもに「キリンの首の骨って何個?」と聞かれたら、難しい言葉を使わずに答えるのがいちばんです。
説明例
キリンの首の骨は人間と同じ7つなんだよ。
でも、キリンはその骨が1つずつすごく長いから、首も長く見えるんだよ。
ここでもう少し興味を持ってくれたら、こう足してあげてもいいですね。
それに、首の後ろのほうにある骨もよく動くから、水を飲むときに頭を低く下げやすいんだって。
「骨の数」だけで終わらせるより、「どうして長く見えるのか」「どうやって動かしているのか」まで話すと、ただの暗記ではなく、ちゃんと納得できる雑学になります。
雑学として人に話すなら、この言い方がおすすめ
人に話すなら次の言い方がわかりやすいです。
キリンの首の骨は、人間と同じ7つ。
首が長いのは骨の数が多いからではなく、1つ1つの骨が長いから。
さらに首の根元にある第一胸椎が、8番目の首の骨のように動きを助けている。
クイズの答えとしてはまず7つでOKです。
ただ、少し詳しく話すなら、第一胸椎の話まで入れると「へえ、そこまで知ってるんだ」と思ってもらえるかもしれませんよ。
キリンの首の骨についてよくある疑問
Q. キリンの首の骨は人間より多い?
多くありません。キリンの首の骨、つまり頸椎は基本的に7つで人間と同じ数です。
Q. キリンの首が長いのはなぜ?
首の骨の数が多いからではなく、頸椎1つ1つが大きく長いからです。
Q. キリンの首の骨は8つという話は間違い?
「頸椎が8つある」という意味なら正確ではありません。頸椎は7つです。ただし、第一胸椎が首の動きを助けるため、「8番目の首の骨」のように表現されることがあります。
Q. キリン以外の哺乳類も首の骨は7つ?
多くの哺乳類では頸椎は7つです。ただし、ナマケモノやマナティーなど例外もいます。
Q. キリンを見るとき、どこに注目すると面白い?
首の長さだけでなく、首を下げるときや曲げるときの動きに注目すると面白いです。7つの頸椎と、首の動きを助ける第一胸椎が関わっていると思うといつものキリンが少し違って見えます。
まとめ|キリンの首の骨は7つで本当
まとめますと、キリンの首の骨は本当に基本的に7つです。
人間と同じ数なのにあれほど首が長いのは、骨の数が多いからではなく、頸椎1つ1つが大きく長いからで、キリンにはもうひとつ面白い特徴があります。
首のすぐ後ろにある第一胸椎がよく動き、首の可動範囲を広げるため、「8番目の首の骨」のように働くと考えられています。
キリンの頸椎は7つ。
でも、第一胸椎が首の動きを助ける。
そう思ってキリンを見ると、長い首がただの特徴ではなく、体の仕組みがよくできてると感心しますよね。
動物園でキリンに会ったら、ぜひ首の長さだけでなく、曲がり方や動かし方にも注目してみてください。きっと、前より少しだけキリンを見るのが楽しくなること請け合いです。
合わせて読みたい参考サイト
この記事の内容をより詳しく知りたい方は、以下の日本語サイトも参考になります。

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