ヨーグルトメーカーの失敗しない作り方|固まらない原因と成功のコツを初心者向けに解説

ヨーグルトメーカーで牛乳パックとプレーンヨーグルトを使って失敗しない作り方を紹介する写真
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ヨーグルトメーカーを使えば牛乳と市販ヨーグルトだけで自家製ヨーグルトが作れます。

ただ、実際にやってみると「思ったより固まらない」「酸っぱくなった」「水っぽい」「これって食べても大丈夫?」と迷うことがありますよね。

ヨーグルト作りで失敗しないために大切なことは特別な材料を使うことではありません。

成分無調整牛乳を使うこと。新しいプレーンヨーグルトを種菌にすること。容器やスプーンを清潔にすること。温度と時間を守ること。

この4つを押さえるだけでかなりうまくできるようになります。

牛乳や種菌選びで迷っている方へ

「どの牛乳を買えばいい?」「種菌にするヨーグルトは何がいい?」と迷う場合は、先に
ヨーグルトメーカーにおすすめの牛乳・種菌の選び方
を確認しておくと、失敗しにくい材料を選びやすくなります。

この記事の結論

初めて作るなら牛乳900mlにプレーンヨーグルト100gを混ぜ、40〜42℃前後で7〜9時間を目安に発酵させる方法が作りやすいです。

ヨーグルトメーカーで失敗しない基本の作り方

それではいちばんシンプルなプレーンヨーグルトの作り方から見ていきましょう。

最初から豆乳や低脂肪乳、機能性ヨーグルトで作ろうとすると固まり方に差が出やすくなりますので最初はクセの少ない基本レシピで成功させるのがおすすめです。

材料

材料 分量の目安
成分無調整牛乳 900ml
無糖プレーンヨーグルト 100g

牛乳とヨーグルトの割合はだいたい9:1です。

1Lの牛乳パックで作る場合は牛乳を100mlほど減らしてからヨーグルトを入れると混ぜやすくなります。

使うヨーグルトは砂糖やフルーツが入っていない無糖プレーンタイプが無難です。フルーツ入りや加糖タイプは初めてのヨーグルト作りには向きません。

温度と時間の目安

作るもの 温度の目安 時間の目安
一般的なプレーンヨーグルト 40〜42℃前後 7〜9時間
カスピ海ヨーグルト 27℃前後 9時間前後

一般的なプレーンヨーグルトとカスピ海ヨーグルトでは向いている温度が違います。カスピ海ヨーグルトは高温が苦手なので、普通のヨーグルトと同じ42℃で作らないようにしましょう。

参考:アイリスオーヤマ公式レシピでは、自家製ヨーグルトは牛乳900ml・市販ヨーグルト100g、42℃・9時間が目安として紹介されています。
アイリスオーヤマ公式レシピを見る

ヨーグルトメーカーの作り方7ステップ

1. 容器とスプーンを消毒する

まず、容器・ふた・スプーン・混ぜ棒を消毒します。ヨーグルト作りは発酵させる料理なので、雑菌が入ると固まらなかったり、においや味に違和感が出たりします。

2. 牛乳を100mlほど減らす

1Lパックで作る場合は、先に牛乳を100mlほど別のコップなどに移します。そのままヨーグルトを入れるとあふれやすいので、種菌を入れるスペースを作っておきます。

3. プレーンヨーグルトを入れる

牛乳900mlに対して、プレーンヨーグルトを100g入れます。ヨーグルトは冷蔵庫から出したばかりのもので問題ありません。

4. よく混ぜる

牛乳とヨーグルトが均一になるように、しっかり混ぜます。底にヨーグルトのかたまりが残っていると、発酵にムラが出やすくなります。

5. ヨーグルトメーカーにセットする

牛乳パックまたは専用容器を本体に入れ、ふたをします。プレーンヨーグルトなら、まずは40〜42℃前後、7〜9時間を目安に設定します。

6. 発酵中は動かさない

発酵中は、途中で揺らしたり混ぜたりしないようにします。温度が下がったり、固まり方にムラが出たりすることがあります。

7. 完成したらすぐ冷蔵庫へ入れる

時間が来て固まっていたら、すぐ冷蔵庫に移します。冷蔵庫でしっかり冷やすと、食感も落ち着きます。

ヨーグルトメーカーで失敗しないコツ

牛乳は「種類別:牛乳」を選ぶ

いちばん大事なのは牛乳選びです。パックの表示を見て、種類別の欄に「牛乳」と書かれているものを選びましょう。

低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、加工乳、乳飲料でも作れる場合はありますが初心者にはあまり向きません。固まりが弱くなったり分離したりすることがあります。

しっかりした食感にしたいならまずは成分無調整牛乳から始めるのが安心です。

種菌は新しいプレーンヨーグルトを使う

種菌にするヨーグルトは新しい無糖プレーンヨーグルトが向いています。

開封してから時間が経ったものや、何度も植え継いだ自家製ヨーグルトは固まりにくくなることがあります。衛生面を考えるなら、毎回新しい市販ヨーグルトや専用種菌を使う方が安心です。

容器と道具は必ず清潔にする

ヨーグルト作りは温かい状態で数時間置くため、雑菌が入ると失敗しやすくなります。容器、ふた、スプーン、混ぜ棒は必ず消毒しましょう。

とくに注意したいこと

  • 消毒していないスプーンで混ぜる
  • 容器の内側を手で触る
  • ふきんで容器の内側を拭く
  • 開封して時間が経った牛乳を使う
  • 古いヨーグルトを種菌にする

初回は説明書どおりに作る

ヨーグルトメーカーは機種によって温度設定や自動メニューが少しずつ違います。最初から自己流で時間を短くしたり、温度を変えたりしない方がうまくいきます。

完成後は早めに冷やす

発酵が終わったら、なるべく早く冷蔵庫に入れます。そのまま置いておくと発酵が進み、酸っぱくなりやすいです。

ヨーグルトメーカーで固まらない原因と対処法

ヨーグルトメーカーの失敗でいちばん多いのが「固まらない」という悩みです。

原因はひとつとは限りませんが、まずは牛乳・種菌・温度・時間・衛生面を順番に見直すと原因を探しやすくなります。

状態 考えられる原因 対処法
ほとんど液体のまま 牛乳が合っていない 成分無調整牛乳に変える
少しだけ固まった 発酵時間が短い 次回は1〜2時間長くする
一部だけ固まる 混ぜムラがある 種菌をしっかり溶かして混ぜる
いつもよりゆるい 種菌が古い 新しいプレーンヨーグルトを使う
変なにおいがする 雑菌が入った可能性 食べずに処分する
酸っぱい・水分が多い 発酵時間が長い 次回は時間を短くする

まず牛乳を見直す

固まらないときは最初に牛乳の種類を確認しましょう。種類別が「乳飲料」や「加工乳」になっている場合、ヨーグルト作りには向かないことがあります。

種菌の量と鮮度を確認する

種菌が少なすぎると、発酵が進みにくくなります。牛乳900mlなら、ヨーグルト100gを目安に入れましょう。開封してから日が経ったヨーグルトは避けた方が無難です。

温度と時間を見直す

温度が低すぎると発酵が進みにくく、時間が短すぎても固まりません。反対に、温度が高すぎたり時間が長すぎたりすると、酸味が強くなったり分離したりします。

酸っぱい・水っぽい・分離する原因

酸っぱすぎる場合

酸味が強いときは、発酵時間が長かった可能性があります。次回は1時間ほど短くしてみましょう。完成後に冷蔵庫へ入れるのが遅いと発酵が進んで酸っぱくなりやすいです。

水っぽい場合

表面に出ている透明っぽい水分はホエーと呼ばれるものです。少し出ている程度なら、必ずしも失敗ではありません。

ただし、全体がシャバシャバしている場合は、牛乳の種類が合っていない、種菌が古い、発酵時間が足りないといった原因が考えられます。

分離している場合

ヨーグルトがボソボソしたり、水分と固形部分がはっきり分かれていたりする場合は、発酵が進みすぎた可能性があります。温度が高すぎた、時間が長すぎた、種菌との相性がよくなかった、というケースもあります。

失敗したヨーグルトは食べてもいい?

固まらなかったヨーグルトを見て「これ、食べてもいいのかな?」と迷うことがあります。

判断に迷ったら無理に食べないでください。

とくに次のような状態なら、処分した方が安全です。

  • 変なにおいがする
  • 苦味や刺激を感じる
  • ピンク、黄色、黒っぽい変色がある
  • カビのようなものが見える
  • 常温で長く放置した
  • いつもと明らかに見た目が違う

固まりが弱いだけで、においや色に違和感がない場合もあります。ただ、家庭で作るヨーグルトは見た目だけで安全を判断しきれません。「ちょっと怪しい」と思ったら食べない。これがいちばん安心です。

初めて作る人におすすめの成功パターン

最初の1回は冒険しない方がうまくいきます。次の組み合わせで作ると、失敗しにくいです。

項目 おすすめ
牛乳 成分無調整牛乳
種菌 無糖プレーンヨーグルト
分量 牛乳900ml+ヨーグルト100g
温度 40〜42℃前後
時間 7〜9時間
保存 完成後すぐ冷蔵庫

慣れるまでは、低脂肪乳、加工乳、乳飲料、豆乳、飲むヨーグルト、フルーツ入りヨーグルトは避けるのがおすすめです。まずは普通のプレーンヨーグルトを安定して作れるようになってから、好みに合わせてアレンジしていきましょう。

ヨーグルトメーカーでよくある質問

Q. ヨーグルトメーカーで使う牛乳は何がいい?

初心者は成分無調整牛乳がおすすめです。パックの種類別表示に「牛乳」と書かれているものを選びましょう。

Q. 種菌はどのヨーグルトでもいい?

無糖のプレーンヨーグルトが向いています。フルーツ入り、加糖タイプ、ゼラチン入りなどは避けた方が失敗しにくいです。

Q. 何時間発酵させればいい?

一般的なプレーンヨーグルトなら、7〜9時間が目安です。ただし、機種や種菌によって変わるので、最初はヨーグルトメーカーの説明書を優先してください。

Q. 固まらなかったら追加で発酵してもいい?

短時間なら追加発酵で固まる場合もあります。ただし、長く放置していたもの、変なにおいがするもの、色に違和感があるものは食べない方が安全です。

Q. できたヨーグルトを次の種菌にしてもいい?

使える場合もありますが、何度も繰り返すのはおすすめしません。菌のバランスが変わったり、雑菌が混ざったりする可能性があります。

Q. R-1などの機能性ヨーグルトでも作れる?

作れる場合はあります。ただ、できあがったヨーグルトが元の商品と同じ成分や働きになるとは限りません。

まとめ|ヨーグルトメーカーで失敗しないコツ

ヨーグルトメーカーで失敗しないためにはまず基本を守ることが大切です。

  • 成分無調整牛乳を使う
  • 新しい無糖プレーンヨーグルトを種菌にする
  • 容器やスプーンを消毒する
  • 牛乳と種菌をよく混ぜる
  • 温度と時間は説明書を優先する
  • 完成後はすぐ冷蔵庫で冷やす

初めて作るなら、牛乳900mlにヨーグルト100g、40〜42℃前後で7〜9時間を目安にしてみてください。

固まらないときは、牛乳の種類、種菌の鮮度、混ぜ方、温度、時間、消毒の順番で見直すと原因を探しやすくなります。

ヨーグルト作りは、一度コツをつかむとぐっと楽になります。まずは成分無調整牛乳と新しいプレーンヨーグルトで、シンプルに作ってみましょう。

材料選びをもう少し詳しく知りたい方は、
ヨーグルトメーカーにおすすめの牛乳・種菌の選び方
も参考にしてみてください。

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